外国語学習の足跡

外国語(仏語)学習に関する情報を発信していきます。

フランス語センター試験を17年分解いて思ったこと

 1月が半ばを過ぎましたが、あけましておめでとうございます。

 

 先日に共通テストが実施されたことは記憶に新しいことだと思われます。どのような内容だったのか気になり、問題と解答を探してみたところこちらにありました。昨年まで実施されていたセンター試験の問題と解答(2004年~2020年分)が公開されていたページのリンクも貼りたいのですが、探してアクセスを試みたところ、現在は閲覧できなくなっていました。誠に遺憾です。

 自分がフランス語のセンター試験に初めて触れたのは今からちょうど2年前で、それなりの期間に渡りましたが、17年分解きました。その中で、フランス語のセンター試験問題に対して抱いた印象を以下に書きます。

 

 

・知っている単語でもアクセントの位置は意外と覚えていないもの

仏検準1級を受ける前には必須となる、名詞化の概念を知る機会になる

・図表や挿絵がある問は純粋な性格で、ひっかけはない

・長文読解にも捻りはなく、内容一致は該当箇所の意味を真逆に取り違えない限り正答できるはず

・並べ替え問題では文法だけでなく成句の知識が試される

・総合的な難易度は仏検準2級以上2級未満

 

文法事項を一周して基礎が培われているなら、150点は取れるように見受けられました。初級からのステップアップにはとても良い教材になることでしょう。共通テストとセンター試験との相違点は今後自分の目で確かめます。