外国語学習の足跡

外国語(仏語)学習に関する情報を発信していきます。

今年の仏検秋季試験を見送った話

 今年2月、仏検2級の合格証明書が届いたときには思っていたことがあります。このペースで続けていけば準1級にも手が届くだろうと。今年度の秋季試験を受けてみようと。ですが、夏の終わり頃、練習問題だけ一周した仏検準1級の公式ガイドブックを再度見てみました。前置詞、動詞の活用、要約・・・どの分野でも理解が及ばない点が多々見つかり、その時点での自分には力不足であると認めざるを得ませんでした。準1級と2級の間に立つ壁の厚みを肌で感じ、今年度は仏検を受けていません。試験の経験値は得られませんでしたが、基礎的な語学能力が先です。

 

 相変わらず、こちらのサイトにお世話になっています。

 学校行かずにフランス語! - 赤ちゃんがことばを覚えるように フランス語を自然に 自分のことばにしていきたいな

 

 音声スキットがある記事ではディクテーションを行っています。毎度のごとく、自分に語彙がない事実を突きつけられるようで凹みますが。自分流ディクテーション法についてはこちらの記事にまとめています。ここでは、一度ディクテーションを行った文章のその後の扱い方を書きます。ある文章を一度聴いて(読んで)からある程度時間が経った後で、文章中に出てきた単語を全部覚えておくのは難しいものです。これは語彙の定着を主目的としています。

 

 あるカテゴリーを終えて、他のカテゴリーに移り、自分で定めた目標地点まで終えた後で、それ以前に行ったカテゴリーを開きます。その際にはペンを持ちません。書き取りは行わないのです。

聴く(1回)→分からない単語を調べて記す→黙読(1回)→音読(1回)→文章を見ながら音声を聴く(1回)→文章を見ながらシャドーイング(3回)→文章を見ずシャドーイング(1回)

の流れで、計5回読み上げることになります。通っているロシア語教室の先生から、「口の動きで覚えるために音読は大事」と言われているので、単語を書いて覚える練習はあまり行っていません。

 

 今年の目標の一つであった、「仏検準1級の一次試験を受けて二次試験に繋げる」を達成できなかったのは残念ですが、来年に持ち越します。更新頻度については亀と比較するのも亀に失礼なくらい遅いですが、思い出したときに何か書いていることが多分あるので、生暖かい目で見守ってくださると幸いです。よいお年を。