外国語学習の足跡

外国語(仏語)学習に関する情報を発信していきます。

Disons-cette année, ≪Adieu.≫/2018年にさようならを

 フランス語の学習は2017年3月から始めました。今年の3月で丸1年継続したことになり、そこからさらに10ヶ月が経ち。ちょっとは上達できたのならいいなと思います。

 フランス語の学習に関する大きな動きとしては、11月に仏検準2級の一次試験を受けたこと1つだけしかありませんが、そこに至るまでのモチベーションを手に入れたことが大きいのだと胸を張って言えます。だから、来年も気持ちを上げ続ける努力を怠らずにいなければなりません。

 語学に限ったことではありませんが、継続的に何かに取り組む際には、それの能力だけじゃなくて心の状態も向上させていく必要があるのだと実感しています。自分は元々感情のコントロールとかが下手で自己の精神状態と上手く付き合っていける器用な人間でないので、そのことを強く意識しています。だけど、焦らないでゆっくり、ゆっくりと。ということも。

 

 フランス人は年越しを友達や恋人と過ごすようですね。日本人は帰省して家族や親戚と一緒にいるというのが一般的とされているので、対照的な構図が面白いです。好きな国の文化もさらに深くまで知っていきたいです。

 あと、歴史や地理も。お恥ずかしながら、自分は文系なのにそれらが苦手科目でした。今は学生のときよりも知的好奇心があるはずなので、これからいくらでも学ぼうと考えています。来年に向けてやる気を湧かせます。

 

それでは皆様、良いお年を。Bonne année!

リスニングの教材として子ども向けアニメを

youtu.be

 「L’ÂNE TROTRO」を視聴しています。この作品は、「ろばのトコちゃん」という名前で日本にも輸入されています。

 

 学生の時にフランス語の講義において見たことがきっかけとなり、このアニメに興味を持ちました。個人的に、母国以外(特にアメリカ)で生まれたキャラクターに対してビジュアル的に可愛いという印象はあまり抱けないのですが、これは例外だったので。

 

 台詞には「服を着る」、「出かける」といった、日常生活における動作や、「ハリネズミ」、「バラ」などの動植物の名称が頻出です。一般人が耳にすることは滅多にないだろう専門用語は出てこないので、いくらか安心して聴いていられます。声優はおそらくネイティブスピーカーだと思われるので、スピードについていくことが課題に感じますが。

 このような内容を聞き取れれば、話せれば、フランス語を母語にしている4、5歳児と比肩するくらいにはなるのでしょう。それくらいの年齢の子って、語彙力はまだまだ豊富ではありませんが、大人と意思疎通は十分に図れますよね。

 オーラルコミュニケーションにおいては、言いたいことをどこまで簡潔にできるかという点が鍵になるのだと思います。聞き手のためにも。珍しい単語が散りばめられた長ったらしい文は、うんざりしながら最後まで聞いてもピンときませんよね。語彙力アピールは控えた方が良さそうです。

 「語彙レベルを上げる」ということの意味の深さを、いろんな面から考え直したくなりました。

仏検準2級一次試験結果

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 とりあえず通りました。年を越えますが、二次試験に向けて気持ちを上げていきます。

 

  これから行おうとしている対策について。こちらのサイトにお世話になるつもりでいます。

東外大言語モジュール

 「発音モジュール」のページにて、発音に関する丁寧な説明を読むことができ、実際の音声も聴けるという、親切極まりない教材がネット上に無料で公開されているというのは非常にありがたいです。感謝しかありません。

 ここにしばらく浸って、「2018年度版仏検公式ガイドブック準2級」に載っている、二次試験の過去問をこなそうと考えていますが、質問文を読んでくれる人が自分の周りにいないというのが現時点における悩みの種です。自分で読んでそれに答えるという方法では、リスニング力を測るという点がおろそかになってしまうのではないかと……。

 ニュースや音楽などでフランス語の音声を耳にする習慣をつけて、聴く力を磨こうと思います。それに用いるものが集まったら、リンクを貼って紹介したいなと考えています。

ボキャブラリーコンテストに参加した話

 ソフィア・外国語研究協会様が主催されたものです。リンクを貼っておきます。

ソフィア・外国語研究協会

 

 詳細はそちらのページに書かれているので省きますが、単純に語彙をどれだけ知っているかを競うものです。

 仏検準2級の一次試験の日に会場の近くで配られたビラを見て、参加を決めました。

 

 試験の内容に関して個人的に思ったことを率直に書きます。

 

 仏検準2級の語彙レベルは軽く超えていました。帰ってきて自分の回答を見直したときに、自分の力量不足を強く意識しました。「(洗濯物に)糊付けをする」という動詞、「(野菜、果物の)芯」という名詞など、使う機会なんてあまりないよねと思われる単語を目にしたことすらこれまでになかったので……。

 アルファベでの略語が指す元の単語は何かとか、ことわざの空欄に入る単語はどれかとか、さらには、イラストに合うオノマトペを選べとかいうものまで出題されました。

 

 保持している仏検の級を任意で記入する欄が回答用紙にあるのですが、準2級の一次試験の結果待ちである自分は空欄にしておくしかありませんでした。

 メールで送られてきた成績表に、受験者の仏検取得状況の内訳を示す円グラフが載っていて、6人中3名の方が2級を、1名の方が1級を取得しているということが分かりました。残るもう1名の方と自分が未記入だったと考えられます。

 この前初めて仏検を受けたという自分が、すでに2級~1級を持っている人を相手に勝てるわけがないということくらいは分かります。80問中54問正答できましたが、順位は最下位でした。ほんの少し凹みました。ほんの少しですが。

 

 語学のスキルを磨くには、地道に続ける座学は大前提だとしても、実際の力量を試される場を通して刺激を受けることがより重要だと実感しました。高いところに手を伸ばすことで等身大の自分を思い知る機会を定期的に設けたいと思います。モチベーションを保つためにも。

仏検準2級の一次試験を考察してみた 筆記編

 当ブログを開設する気になったのは、18日に仏検準2級の一次試験を受けたことがきっかけです。約1週間経つ間に、問題内容を考察していました。

 自分なりに考えたことをまとめ、以下に記しました。できるだけ客観的に表現したいという思いから、「です・ます調」ではなく、「である・だ調」の文章です。

 今後の仏検準2級受験予定の方の参考になれば幸いです。

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ご案内

 趣味で外国語学習を嗜んでいる個人が、それに関する行動を書き留めている場所です。現在は仏語のみ学んでいます。ゆくゆくは他の言語にも着手してみたいなと考えていますが、まずは仏語のスキルをそれなりのレベルにまで上げたいと考えています。

 情報発信を軸にして書いていくつもりでいますが、ときに、個人的なことを漏らすかもしれません。見ず知らずの人間の私生活なんて知りたくない、そもそも興味がないという方は、その際には無視してくださいますようお願い申し上げます。

 検定試験などの考察や、愛読参考書、お世話になっている学習サイトの紹介を行っています。自分がどのように外国語学習を進めていったのかの記録を残すという目的もありますが、独自の学習法を発信することで、誰かにとってほんの一助となれば幸いだな、という気持ちをもって開設しました。

 私のように外国語学習を好んでいる方の目に、ちらりと留まればありがたく思います。

 

 

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